Errcron: 0.4.4

2017-11-12(Sun) / Tech

Tags: Python, OSS, Errbot

自分用のbotを作り直してたときに、挙動の異常に気づいて修正しました。

細かい情報はこちら

更新点について

依存関係ライブラリの挙動変更対応のため、機能の追加や削除といった類ではないです。

  • CronJob.is_runnable() の挙動を parse-crontab の仕様に対してゆるい対応を行う
  • Travis-CIのテストターゲット設定が変だったので、正しくする

CronJob.is_runnable()の挙動修正

これが本題です。

Errcronでは、crontab文字列の実行可能判定を parse-crontab を用いて行っています。 コードの中身的にはこんな感じ。 (self._crontabはparse-crontabのCrontabオブジェクトです)

def is_runnable(self, time):
    if self._crontab is not None:
        return self._crontab.test(time)
    return time.strftime(self.trigger_format) == self.trigger_time

time の中身は基本的にErrbotのpollerの周期で呼ばれるため、何秒になるかはわかりません。 (一応、仕様として、30間隔でポーリングは動作し、0-29のときだけが対象です)

今まではこれで問題なく動いたのですが、先月の parse-crontab の更新時に 「秒単位のcrontab」がサポートされるようになった らしく、 CronTabオブジェクト上では、秒の値が必ず0になってしまうようになりました。

上記の通り、Errbotのpollerは必ずしも毎分0秒と30秒に呼ばれるとは限らないため、これでは動作が保証できなくなります。 今回はこのときの判定処理を改修して、 「判定時だけ、~~時xx分0秒とみなす」 という修正をしています。

def is_runnable(self, time):
    if self._crontab is not None:
        zero_time = time.replace(second=0)    # <= 秒だけ0にするdatetimeを作り
        return self._crontab.test(zero_time)  # <= timeでなく、zero_timeで判定
    return time.strftime(self.trigger_format) == self.trigger_time

Travis-CIの動作修正

Travis-CI上ではtoxでテストを実行してるのですが、全部の実行環境をpython3.6にしてしまったらしく、 それが何故かpy35のパターンのみ失敗するというよくわかってない現象 で不備に気づきました。

とりあえず正したのですが、このブログ書きながら「Python2.7のテストが何処かに消えた」ということに気づきました。 (Errbot本体がpython2.xをすでにサポートしてないので別にいいのかもしれないのですが)

教訓

依存ライブラリには注意を払わないといけない



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