ターミナルエミュレーター考察¶
- Created:
2021-05-02
- Updated:
2025-01-04
自分のユースケースに沿ったターミナルエミュレーターソフトウェアを探している。 なのだが、なかなかに探すのが大変だったり、少し経つと感想を忘れたりしている。
というわけで、このページに 「どんなのを探しているか」 「今何使ってるか」 「使ってみた感想」 の整理をしてみる。
前提¶
Arch Linux上での話。
とはいえ、ストイックではないLinuxデスクトップユーザーだったら、 多少の役には立つと思う。
要件¶
軽量であること¶
基本的にはターミナルエミュレータはターミナルエミュレーターであることしか求めていないため、 次のような項目を重要視している。
起動時にどれだけ素早くシェルまで進むか
複数起動しても、メモリなどのリソース消費が少ないか
同じプロジェクトの作業でウィンドウが複数欲しいときは byobu
を使うので、
そもそもタブ機能すら不要。
依存パッケージが少ないこと¶
ローリングリリースモデル全般には言えそうかなという感想として、 「定期的な最新化の際に依存関係追従が弱くて死ぬのが稀に起きる」 というのがあってなるべく避けておきたいというのが理由。
そもそも、変に依存パッケージが多いと、不要になったときの処理が面倒なので、 可能ならば単体パッケージで機能できるのが嬉しい。
設定をテキストベースで管理できること¶
後付に近いんだけど、軽快さがある程度近いとしても、設定をしやすいほうがいい。
また、 PC環境をGitHub管理している 身としては、 GUIで設定できたとしても、そのファイル自体はテキストで管理できることが望ましい。
今何を使ってるか¶
WezTermとKittyを使ってる。
使用感の履歴¶
Alacritty¶
https://github.com/alacritty/alacritty
Pros¶
クロスプラットフォーム(Win版がChocolatyにあるレベル)
高速な動作
YAML管理で設定が書ける
設定ファイルの更新を自動検知して、即時反映してくれる
Cons¶
DPI無効化出来ない = ディスプレイに応じて表示サイズが大きく変わってしまう
それなりの依存数