注釈
普段あまりレースゲームを買わなかった人の感想ノートです。
2024-03-16
2024-03-16
チョコボレーシングを源流とする、スクエニ製のレースゲーム。 「チョコボの不思議なダンジョン」を起点としている「チョコボ」シリーズの最新作で、 そのまた更に源流となるファイナルファンタジーシリーズのキャラクター [1] を登場人物に据えてレースを繰り広げるというもの。
「レーシング」から続くこのシリーズは、競合最大手の「マリオカート」シリーズと比較すると、キャラクターの個性が強い印象を持つ。 例えばマシンとしてのパラメーターが同じチョコボ・ティナでも、固有アビリティが別物であることから使い勝手がかなり変わってくる。
レースゲームとしての最低限のバラエティはあるといったところ。 とはいえ、同じコースでもルート構成が複数用意されているため、見た目よりは種類が多い。
個人的には、徐々に追加されてくれると嬉しくはある。
「マリオカート」でのアイテムと同じ位置づけのものだけど、「同一の魔石を連続でゲットすると強化される」という物がある。 例えばダッシュが出来る「ヘイスト」は2個続けて取ると、「ヘイストを2回使える」のではなく「ヘイスラを1回使える」というもの。
魔石によっては強化のされ方が変わってくるので、「取得後速やかに使用する」「ギリギリまで強化狙いをする」あたりの判断を求められる。 とはいえ、同一魔石の「連続取得」が前提条件にはなるのに対して、今作ではほぼランダム [2] なので、強化狙いがしづらいのが悩みどころ。 [3]
体感としては「チェンジ」が曲者。「ショートカットになるワープゲートを設置する」というものなのだが、どちらの視点でも厄介。
自分が使うと「ワープ直後のコース取りが大変」
敵が使うと「いきなり出口を設置されて大きく戻される」
明確に「チュートリアル」と書かれた「ゲームシステムを説明を兼ねた紙芝居」的なモード。 一応シナリオクリアがキャラクター解放の条件になっているので、製品版を買っているならさっさと終わらせるに限る。
会話内容は出典元を元ネタにした会話がかなり濃いので、過去作のファンが楽しめるものになっている。
注記
公開されている分だと、FF4~FF9あたりまでを幅広くといったところ。
完全ランダムだけではなく、「すでに持っているなら確定で強化」といったものもある。
前作「チョコボレーシング」では魔石の中身が完全に公開されていたので、強化狙いがかなりしやすかった。