PHP界隈にコントリビュートしたり、ドッグフーディングをしていた

2022/05/23~2022/06/05あたりの振り返りメモ。

php.netの改善PRがマージされました

https://opengraph.githubassets.com/085940b3c4080e2eb3f625b6f2257c8031949da564e9ae8069da286d7a96d7bf/php/web-php/issues/518

PHPサイトサーチバーでASCII文字以外を含むキーワードを検索した際に、 Search for リンクをクリックすると検索が機能しなくなっていました。 [1]

原因としては、 Search for 部分を生成するJavaScriptが、 検索キーワードを生成する際に escape() [2]用いていたことでした。

最終的に、クエリ作成時に encodeURIComponent() [3]使うように差し替えるブランチをPRとして提出して、 数日後にマージされてめでたく反映されました。

PHPサイトは、それなりのユーザーが日々アクセスするサイトです。 実際にこのアクションに救われる人がどれだけいるかは不明ですが、 「相当人数が自分の編集したコードにアクセスする」と言うのは想像するだけでも楽しい体験でした。

注釈

しかしたら、もうちょっと細かい記事化をするかも?

sphinx-revealjs v2.0betaのドッグフーディング

このツイート時点で sphinx-revealjsv2.0に予定していた機能実装は終えたので、 現時点でbetaバージョンとしての公開と簡易的なドッグフーディングや調整フェーズに入っています。

例えば、このサイトに含まれているスライド自体は、v2.0で生成されています。

デモのi18nをついでに試す

ドッグフーディングのついでに、デモプレゼンテーションの内容を整理ついでにi18n対応して日本語版を用意してみました。

Sphinxドキュメンテーションにおける国際化は、標準的な手法としては sphinx-intl生成してのpoファイル編集です。 デモのソースはあくまでSphinxを前提としているreStructuredTextのため、この手法が問題なく使える想定でいます。

実際にi18n対応を思いついてから1⃣時間程度手を動かしてみましたが、 特に不可解な事象もなく _locales/ja/LC_MESSAGES/ 配下にpoファイルが生成され、 日本語版のビルドまで進めました。

デモの方はGitHub Pages側でホスティングしていることもあり、統合ビルドにちょっとした手間を掛ける必要はあるものの、 Sphinxの延長線上からはみ出ない実装にはなっておりホッとしています。

Footnotes

※脚注