July Tech Festa 2018感想

  • インフラ系サーバサイドエンジニアが、

  • インフラ系中心のカンファレンスで

  • フロント系技術の登壇をする

という面白い経験をしました。

多分、発表内容寄りの感想は自社のエンジニアブログに書く想定

「発表する」ということ

過去最長の尺となる45分枠だったが、 CfP出した時点で「15分枠」もチェック入れる程度には、 フルサイズで話せなせなさそうな想定だった。 最終的に「30分ほどで終了+質疑応答2件+即席デモを試しに来てくれる人と会話」で、 概ね45分ぐらいになったので、結果オーライ感がある。

発表テーマ想定は置いといて、発表することを前提に若干深堀りしなおす中で、 WebNFCという規格まで登場しそうな情報を拾えたり、 「どのへんにメリットを見いだせるか」「結局変わらない点はどこか」の整理を多少できたのは大きい。

発表のリアクションとしては、懇親会のティーパーティーで聞いてくれた方と、 WebUSB関連ではあっても別ベクトルな話ができたり、 普段目に入ってこない領域のキーワードが出てくるのはちょっと興味深かった。 (Web Authentication APIは少し追ってみたくなった)

発表スライドについて

過去のトーク類で毎回プレゼンテーションツールが代わるのだが、 今回はGoogleスライドだった。

これは、

  • 普段のPCがLinuxになっており、Keynote・Powerpointのどちらもも使えない(OOoは却下)

  • かと言って、この規模の発表に自作のReveal.jsはちょっと違うかなと思った

あたりの理由で決まったのだけれど、思いの外使い勝手が良かった。

特に、Googleドライブベースであることにより、比較的簡単に他の端末で編集を続けられるため、 編集する場所を選ばない。この辺はクラウドベースなので優秀。

思いつく欠点としては、「アウトラインとか作れない?」「オンラインじゃないと駄目」というのだが、 この辺は最近のイベントはWiFi使えるので困ることはないだろう。

ArchLinuxの端末での発表

前のセッション終了後わりとすぐに会場に入ったので最終的になんとかなったけど、 外部モニターに正しいアスペクト比で表示させるのにえらく手間取った。

というのも、普段ノートPC単体でしか使うことがないため、 新しく外部ディスプレイに接続する際に毎回戸惑ってしまう。

このPCで発表するときは、しばらくは、

  • xrandr --output HDMI-1 --primary で行けると信じる

  • ちゃんと早めに行って動作確認できるようにする

  • ミラーリングは諦める

としていくのが良さそう。

ミラーリングをしない弊害として、外部モニターにしかスライドが出ないという問題点がある。 多分発表者用ツールの起動を忘れてたんだと思うが、気をつけたほうが良さそう。

なるべく前を向かないと駄目。

総括

Twitter上のタイムラインは少し追ったけれど、おおむねポジティブなフィードバックをいただけてホッとしてる。 NFC by WebUSBは今後も社内だけでなく社外でも運用していくと思うので、早めに次の手を進めていこうと思う。

Rebuild.fmのkosamariさん回で話してた「発表終わって数日の間はまたCfP出したくなる(意訳)」を実感中。